「体表点字」と「ヘレンケラーホン」が【ゆうゆうゆう】で紹介

 今年はルイ・ブライユ生誕200年を記念する年です。
 点字により、これまで世界の視覚に障害のある人がどれほど助けられてきたことでしょうか。しかし、中高年で失明した人など、指先で読む点字には普及の限界がありました。
 また、指で読める人には点字があまりにも便利でしたので、「点字は指で読むもの」という深い先入観がありました。
 視覚障害者にとって、指は触れて物を見る目であり、物を操作する運動器でもあります。指で読まなければ、手が解放されて便利な場合もあります。
 また、指先以外で読む点字ですから、中高年の人で点字を読めるようになった人もあります。

 そこで、体表点字の発想により、点字は指だけで読む便利さだけではなく、また、視覚障害者のための文字だけでなく、全身の皮膚をディスプレイとする人間にとって、「体表点字」という新しい文字であるという概念にまで広がりました。
 もちろん、単位時間における視覚、聴覚から入る情報量に比べ、体表の皮膚からの情報量は圧倒的に少ないです。しかし、どんなに遅くても、また少なくても、情報を確実に認識できるかぎり、人間の新しい情報チャンネルとして機能するものと考えます。

 体表点字の最初の応用が、情報に最も恵まれない目も耳も不自由な盲ろうの方のための携帯電話「ヘレンケラーホン」です。視覚障害だけの私が、この上に聴覚までも失ったらどんなに、つらく寂しい情報の世界になるでしょうか。
 ヘレンケラーホンは、点字を表わす2点式体表点字の応用です。このほかの形式もあります。
 ヘレンケラーホンは、盲ろう者への応用ですが、視覚障害者への応用は当然として、聴覚障害者、健常者への応用も考えています。



-  障害者・高齢者に役立つ! -
ユニバーサル ネットコミュニティ
 【ゆうゆうゆう】
に、
2009年8月12日から、「体表点字」の実際と、その応用の「ヘレンケラーホン」が動画と共に紹介されました。

 ぜひ、ご覧いただければと思います。


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盲ろう者の新しいコミュニケーションの形!ヘレンケラーホン
・ヘレンケラーホンって何?
開発までのエピソード