日本点字の父「石川倉次先生」の胸像が三体?―千葉県視覚障害者福祉協会での講演―

- 千葉県視覚障害者福祉協会での IPPITSUスマート点字の講演とデモ -

 

■千葉県視覚障害者福祉協会第3回教養講座
平成24年1月13日(金曜日)午後1時から3時まで
会  場:視覚障害者総合支援センターちば5階会議室


 千葉県の四街道にある視覚障害者総合支援センターに講演とデモに行って来ました。

 まず、驚いたのは、このセンターの入口に、石川倉次先生の胸像がありました。


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 視覚障害者の施設ですから、日本点字の父である石川倉次先生の像があるのことは何の不思議もありません。

 ところが、この像は、昭和40年に日本点字制定70週年を記念して、東京都文京区目白台にある筑波大学附属盲学校(現在は筑波大学附属視覚特別支援学校)に1体だけ建設されたはずのものでした。

 ところが、この千葉県のセンターにもあったのです。

 そのことを確かめてみると、千葉県立盲学校に長く勤務され、また、このセンターの所長をなさっていた千田米蔵先生が、何とか、千葉県に石川倉次先生の像が欲しいと考えたそうです。
 その結果、筑波大学附属盲学校に建設した時の鋳型がどこかにあるかもしれないと思い、それをどこかの倉庫から探し出しました。

 そして、なお胸像を造れるかを調べましたら、あと2体だけは何とか鋳造できることが分かりました。
 
 それで、千葉県立盲学校と、この千葉県視覚障害者福祉センターに建設することにしたそうです。

 まさに、千田米蔵先生の機転のよさを示す像でもあります。


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 講演は、「スマートホンをはじめとする最新の情報とバリアフリーの全般について」と題して行ないました。



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 講演後、体験のためのデモを行ないましたが、皆さん、よくスマートフォンに慣れて下さいました。



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 そして、講演後になって、スマートフォンを購入したいとの相談もありました。

 バリアフリーについても、鉄道の駅のホームドアや、車両番号表示などについて、熱心な質問がありました。

 予定の講演時間を30分以上延長するような熱心な会でした。