テレサポートの原点「CEATEC JAPAN 2001」からスマートフォンの「2011」へ

 最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2011(シーテック ジャパン 2011)」
 会期・ 10月4日(火)~ 8日(土)
 会場・ 幕張メッセ
を7日(金)に見てきました。
http://www.ceatec.com

 今回の見学で、まずNTTドコモのブースでは、
http://docomo-exhibition.jp/cj2011/pc/index.html


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 「未来へのチャレンジ」というテーマで、スマーフォンの最新機種の展示や、未来への先進的な技術の参考出展などがありました。

 私は、係の方の丁寧な案内と説明をカウンターで座って聞かせていただきました。


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 スマートフォンは、より大画面に、より薄く、より軽くなっていました。(*1)


 
 また、京セラのブースで参考出展として、「新感覚タッチパネル」がありました。


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これは、KDDIのブースでも、この機能をスマートフォンに搭載されたものが展示されていました。

●新感覚タッチパネルの説明より



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<特長>
・リアルなクリック触感
・アイコン存在感
・押し込みによる新感覚操作(多段押し)
・アプリケーションに合わせた触覚変化

<用途>
・産業用
・ナビゲーション・システム用
・携帯情報端末等

<触覚伝達機能の独自性>
・振動波形の変化によりクリック触感他、多彩な操作感覚を呈示可能
・押下圧を検出した後に振動出力をする事で、多種の感覚の実現


 これは、画面上のアイコンににタッチするだけでは反応しません。
 指で押しこむことで反応するようになっています。
 アイコンへの指での押し込みも、7段階のデータになる素材を見せてもらえました。

 もし、これが、具体的にこれからのスマートフォンに実装されると、IPPITSU(イッピツ)(*2)の系統の方式が一層便利になると思いました。

 全般的な印象としては、これまでは、携帯などの機能の改良は、それらの会社の開発に全面的に頼るより仕方がありませんでしたが、スマホ時代の今日では、アプリのAndroidマーケットやAppleストアがその機能を果たし、IPPITSUも、Androidマーケットにおける、その一つのアプリですので、これを一層充実させる必要性をも感じました。



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 この毎年のイベントには特別な思い出があります。

 それは、ちょうど10年前の2001年10月5日のことでした。

 待ちに待ったテレビ電話もできるFOMAシリーズが「CEATEC JAPAN 2001」でNTTドコモから紹介されるということで、このFOMAのテレビ電話での実際のデモを体験するために「CEATEC JAPAN 2001」に行きました。(*3)

 体験希望の長い行列の後、待望のFOMA P2101V(*4)に触ることができました。
 私は、その時千葉県の幕張メッセでしたが、テレビ電話の相手は東京お台場にいるドコモの方でした。

 簡単なカメラの操作を習って、外側カメラで周りの景色を説明してもらい、これは視覚障害者の目の代わりになると確信したのでした。

 FOMAP2101Vは品薄でなかなか手に入らず、やっと10月22日に2台購入することができ、いよいよテレサポート実験を開始しました。(*5)


 CEATEC JAPANには、それから毎年行っていますが、その3年後のCEATEC JAPAN 2004で、電子マネー・おサイフケータイが話題の中心でした。

【テレサポート報告:「CEATEC JAPAN 2004」 とテレサポート 041005】
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sptnet/61983742/


-- 引用 --


- 「CEATEC JAPAN 2004」 とテレサポート -

  本日10月5日(火)から9日(土)まで千葉・幕張メッセで開かれている「CEATEC JAPAN 2004」(シーテック ジャパン 2004)を視覚障害者とテレサポートの立場で見て来ました。

 今年は、「デジタルが広げるユビキタス社会、次へ加速。」というテーマで、様々な形で展示され、その一つとして、携帯電話によるユビキタス生活も紹介されていました。

 NTTドコモでは、携帯電話をかざして入退場できるデモを体験したり、日産の新車が展示され、カーナビの上にBluetooth対応のFOMA F900iTが置かれて、ハンドルに組み込まれたボタンを操作して電話がかけられるのも触ってみました。

 以下、テレサポートの立場で見てきたものをご報告をいたします。

■富士通

 富士通の展示では、ユビキタス社会で携帯端末が活躍する様子の説明が広いスペースでされていました。

 そして、9月4日発売のFOMA らくらくホン(F880iES)がコーナーの一角に展示され、係の方が説明していましたので、視覚障害者の遠隔支援をするテレサポートについて聞いてみました。

 残念ながら良くご存知なかったようなので、こちらの手持ちの電話で実演し、係員の方に今後の改良について希望を伝えました。

・外側カメラの画素数を32万画素でなく、FOMA 900iシリーズのようにメガピクセルの、その時の最高の性能のものにすること。

・また、機能についても、他の900iシリーズにある、接写モード、「iモード FeliCA」=おサイフケータイやバーコードリーダーなど、視覚障害者の生活に大変役に立つ機能が音声読上げでも使えるようにすること。

・FOMAらくらくホンの音声読上げ機能についても、メールの書き込み時にも文字を読み上げること。

大体の内容はこのようなことを希望して参りました。


-- 引用ここまで --



 それから、なお7年、らくらくホンも「らくらくホン 7」になって、かなり改良はされましたが、音声読み上げのある電子マネー(おサイフケータイ)は未だに「らくらくホンプレミアム」だけです。

 そして、一般でのモバイルの関心の中心は、全面が、タッチパネルのスマートフォンやタブレットコンピュータの時代であることを今回の展示で知らされました。

 そして、携帯からスマートフォンに替える人の関心は、スマートフォンで電子マネーの機能があるか、そのほかの便利な現在の携帯の機能が使えるかです。

 私は、幸いヘレンケラーホンでの点字式入力の経験から、タッチパネルのスマートフォンにおけるIPPITSUの開発に至りました。

 私は、今年のCEATEC JAPAN 2011を見学して、もし、別に優れた方法があるなら別として、今は、タッチパネルにおけるIPPITSU方式を更に進化させることが、視覚障害者のモバイル利用の方向、およびヘレンケラーホン実用化を助けるものであることを痛感じました。




(参考)

(*1)
.CEATEC JAPAN 2011 - ドコモ、10分でフル充電可能な超速バッテリなど紹介
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/10/05/ceatec2011_docomo/

(*2)
・日本のコンピュータ草創期から「IPPITSU」によるヘレンケラー スマートフォンま

http://ubq-brl.at.webry.info/201105/article_2.html

(*3)
・CEATEC JAPAN 2001 実績
http://www.ceatec.com/2010/ja/about/2001_results.html

(*4)
ケータイ新製品SHOW CASE
FOMA P2101V
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/showcase_top/6206.html

(*5)
・ご挨拶
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sptnet/98925013/