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zoom RSS 目白駅ホームドア完成・運用開始

<<   作成日時 : 2013/11/09 22:48   >>

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 本11月9日(土)の午前中に、今日から運用開始のJR山手線目白駅のホームドアを見てきました。

 


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私にとって、この目白駅のホームドアには特別な思いがあります。

 一昨年の2011年1月16日に、視覚障害者の武井視良(みよし)さんが、この目白駅から転落して死亡しました。

 通常でしたら、「視覚障害者がホームから転落死」というニュースになるところでしたが、私はその事故の前に目白駅ホームの点字ブロックは、敷設工事に欠陥があり、その欠陥が事故の原因であるとブログで指摘しておきました。


 「工事の欠陥」とは、点字ブロックの突起が、周囲のコンクリと高さが同じ、場所によっては周囲より低くなっていて足で感じられないため、点字ブロックとしての機能を果たしていないということでした。


<参考>
1月16日の山手線目白駅の転落死亡は点字ブロックの敷き方が原因

  ブログに注目したNHKでは、特集番組を放送し、私がホームを歩くところの足下をテレビカメラで映し、その欠陥ブロックの実際を報道しました。

<参考>
「ホーム転落事故を防ぐために」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1102/110209.html
2月16日(水)0:00 - 0:29
NHK教育




 そのため、JR東日本は、その管内のすべての駅の点字ブロックの実際を調査するとともに、山手線のホームドア工事の全体を予定より早めることにしました。

 また、事故のあった問題の目白駅の点字ブロックを驚くべき速さで改修してしまいました。

 事故が1月16日で、新しい点字ブロックの完成は2月でした。

<参考>
その後の目白駅:武井視良さんの事故から39日



 このようなことがあって、私は今日、特別な思いでこの駅のホームドアの運用を見てきました。

 池袋方面に向かう外回り電車の車掌さんに、「ホームドアができてよかったですね!」と声を掛けた人があって、車掌さんは、にっこりと答えていたそうです。

 この目白駅は、隣の高田馬場駅に近いところは、ホームの幅が極端に狭いということがあります。

 それで、本日、ドアがあるので安心してその車掌さんのドアの位置でホームドアの距離を調べたところ、私の白杖の長さより20センチだけ長い1,5メートルでした。




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 これでは、ホームドアがないとホームの幅を知らずに、3歩も歩けば、反対側のホームから転落してしまいます。

 武井さんの転落した位置では、もう少しホームの幅が広くなっていますが、いずれにしても狭いことは確かです。

 もし、このホームドアが、1昨年にできていたら、あのブラインドテニスの活動家の武井さんは元気だったのですが、思い返すも残念なことです。


 

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