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zoom RSS JR山手線新大久保駅のホームドア運用開始とバリアフリーにおけるJRの新しい改良点

<<   作成日時 : 2013/10/02 13:39   >>

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 9月28日から、JR山手線新大久保駅のホームドアが運用開始となりました。

 私は、9月30日に、その実際を見て来ました。




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  ホームドアの設備のバリアフリーで注意することは、開閉する扉だけではありません。

 視覚障害者にとって、点字、拡大文字などの表示も、駅利用の便利さにおいて非常に大事なことなのです。

 今回運用開始となった新大久保駅のホームドアは、その点、点字、拡大文字などの表示が、これまでの山手線における他駅のものと全く異なり、とてもよくなりました。

 JR東日本は、山手線で既に運用開始となっている駅のものも、この大久保駅の表示と同じに改めるものと考えます。


 具体的に良くなったことは、次のようです。



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 新たに、扉の両側のフェンスの傾斜のある天板に、点字と拡大文字で詳しい案内表示がなされるようになりました。

 その内容は、ホームの内回り線、外回り線の区別、行き先の主要駅名、号車番号、ドア番号、矢印による進行方向と先頭車両の号車番号です。



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 この内容は、都営地下鉄、東京メトロなどとほぼ同じですが、異なるところは、【扉の両側のフェンスの天板】2カ所に付いていることです。

 視覚障害者のバリアフリーにおいては、この【扉の両側】ということに大きな意味があるのです。




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 多くの場合、扉の前は、乗車の順番のために人が行列を作っています。

 視覚障害者にとって、この行列は見えないものです。

 もし、片側だけに点字などの表示があった場合、表示のない側の表示を読もうとした人は、表示がないので行列があることも分からずに、反対側のフェンスに行かなければなりません。

 この場合、行列の先頭を横切ることになります。

 そして、白い杖を持った者が、行列の先頭に割り込んだという誤解を招きやすいことになります。

 また、行列があるかどうかも分からないのですから、列の後ろを通って反対側に行くのも変なことです。

 また、悪いことに、この表示は、扉に向かって左か右かの統一性がなく、鉄道会社によって違うのです。

 それが、どこの会社の鉄道も、両側に表示するようになれば、このような問題はなくなります。

 どうか、ホームドアのある鉄道会社は、JR山手線の新大久保駅の方式を是非とも採用して下さい。



<参考>
【バリアフリー・リポート】
車両番号・ドア番号表示のその後
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sptnet/32367497/

・2005年8月24日に開業した「つくばエクスプレス」には、可動式ホーム柵の扉の左右に、車両番号、ドア番号のほかに、番線、行き先、先頭の方向、階段、エレベーターの方向などの案内表示がありました。これまでにない便利なものです。他の路線にもぜひ設置していただきたいと思いました。
(更新情報:2007年7月15日)



 この新大久保駅に続き、近くの目白駅、高田馬場駅にも今年中にホームドアが運用開始になるポスターがありました。




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  ・目白駅ホームドア本体設置日

   1番線ホーム(新宿・渋谷方面)・・・平成25年10月1日(火)
   2番線ホーム(池袋・上野方面)・・・平成25年10月3日(木)   


   ・使用開始日
    平成25年11月9日(土)予定






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  高田馬場駅ポスター 


   ・高田馬場駅ホームドア本体設置日

   2番線ホーム(新宿・渋谷方面)・・・平成25年11月12日(火)
   1番線ホーム(池袋・上野方面)・・・平成25年11月14日(木)


   ・使用開始日
    平成25年12月21日(土)予定




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