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zoom RSS 東武東上線川越駅にホームドア!なぜJRの川越駅にはつかない?

<<   作成日時 : 2013/02/12 17:12   >>

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 東京新聞2月10日(日曜日)朝刊によると、埼玉県川越市にある東武東上線川越駅に2016年度中にホームドアを設置するとのことです。

 この駅では、昨年3月6日に、視覚障害者の橋本彰雄さん(事故当時62歳)が、ホームから転落して亡くなっています。

 また、その前年の2011年2月には、東京のJR山手線目白駅で全盲の武井視良さん(事故当時42歳)もホームから転落して亡くなっています。

 私は、この二つの事故については、事故直後、実際にその転落現場に行って事情を調べています。



画像
 (東武東上線川越駅ホームで)





<参考>
東武東上線川越駅で事故:視覚障害者が線路に転落し死亡 3月6日

1月16日の山手線目白駅の転落死亡は点字ブロックの敷き方が原因



 そして感じたことは、ホームの端に沿ってある、いわゆる点字ブロックの敷設の仕方に問題があると思いました。

 特に目白駅については、事故の前から、この駅の点字ブロックの突起は、周囲のコンクリ面より低くて私の靴の底で感じることができなくて危険なことを指摘しておきました。



画像
 (コンクリ面より低い旧・点字ブロック=事故後新しい点字ブロックに交換工事中のJR目白駅ホーム)





 この2件の鉄道事故の共通点は、犠牲者の出身学校が、ともに埼玉県立塙保己一学園であることです。

そして、同校の生徒や卒業生の多くも日常的に川越駅を利用しています。

それで、学校や視覚障害者団体関係からの働き掛けがあって埼玉県が東武鉄道に整備費の三分の一の補助金を出すことになり、国の補助金三分の一とあわせてホームドアが設置されることになったという今回のニュースでした。

 埼玉県はこのほかに東武東上線の朝霞台駅(朝霞市)のホームドア設置にも補助金を出す方針と報じています。

 いずれにしても、ホームドアが設置されるのですから結構なことですが、東武東上線川越駅は、JR川越駅との乗換駅でもあり、ホームドアは、東武鉄道東上線のホームだけでなく、JR川越駅にも設置する必要があります。


 それにしても、現在、JRの関係では、山手線が全駅のホームドア設置を目指していますが、そのほかの在来線の駅については全く計画がないようです。

 新幹線の鉄道技術などでは世界に誇るものを持っているとのことですが、ホームドアについて鉄道各社と国や自治体の取り組みは、シンガポール、韓国、台湾、中国などのアジア諸国の方が一歩進んでいるようです。




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