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zoom RSS エスコートゾーンを含めた横断歩道の3原則

<<   作成日時 : 2009/04/25 17:23   >>

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「バリアフリー報告:090425」

                

 エスコートゾーン(視覚障害者道路横断帯)について度々書かせていただきました。(*)

 そこで、「横断歩道についてエスコートゾーンを含めて3原則」を意見として提案させていただきます。
 既に多く実施されていること、まだ、不充分なところや漏れなどがあるかと思いますが、関係行政機関、障害者団体の活動の参考にしていただければ幸いです。




(1)歩道を歩いていて横断歩道が分かるようにする。


 全盲の視覚障害者は、歩道を歩いていても、視覚があれば誰でも分かる横断歩道の位置さえ全く分かりません。
実際には、その上を歩ける大きな横断歩道のマークが道の全体に描かれてあるのだそうです。

 視覚障害者の場合、歩道を歩いていて、その歩道を横切るように、歩道の端から車道の手前までに線状の誘導ブロックがあれば、そこが横断歩道の位置であることが分かります。

 誰でも、道路の横断歩道でないところを渡るのは危険です。視覚障害者であるがために、横断歩道の位置が分からず、かえってその危険なことをせざるを得ないのが現状です。



(2)横断歩道を渡る前に、その横断歩道にエスコートゾーンがあることが分かるようにする。


 (1)で横断歩道の位置であることが分かるようにして、もし、そこの横断歩道にエスコートゾーンがあれば、横断歩道の前で、そこは、エスコートゾーンで渡れることが分かるようにすることは大事です。
そうしないと、せっかくエスコートゾーンがあるのに、その上を歩かないことにもなります。

 将来的には、すべての横断歩道にエスコートゾーンを設けるべきものと考えます。

 エスコートゾーンの横方向の突起そのものを歩道にまで伸ばしたり、歩道の線状ブロックをそのまま横断歩道の車道まで伸ばすことはできないと考えます。
 そこで、横断歩道の手前で、線状ブロックを90度回転させて、突起の線の方向が横になるようにして敷きます。
 これで、このまま横断歩道に入ると、横線の突起のあるエスコートゾーンがあることが分かります。
 この横断歩道の手前の、線が横になった線状ブロックは、60センチぐらいにして、車道のエスコートゾーンとの間に警告の30センチの点状ブロックを1枚入れて、合計で90センチぐらいにするのがよいと考えます。
 これで、両側の歩道から、車道の横断歩道を含めて途切れのない1直線の誘導ブロックができたことになります。



(3)横断歩道に信号機がある場合、騒音公害にならないように環境に配慮しながら音で信号が分かるようにすべき。


 音を小さくしても、かえって視覚障害者や一般の人にも便利になる方法があります。

・人が横断しようとして横断歩道の前に立つと、(赤外線などで)信号機が渡る人がいることを判断して、左右の柱から「20秒間青信号です」「信号は赤です」などと伝えます。視覚障害者はボタンを押しに行く必要がなくなります。
 それで、視覚障害者は、信号のボタンを押してから、エスコートゾーンや横断歩道の中央の線まで数メートル移動する必要がなくなります。
 そして、視覚障害者は、その音声を聞いてから、その20秒間に横断します。
 エスコートゾーンがあれば、曲がることもなく、真っすぐに渡れます。

 青信号の間、音響を流すかは、そこの環境、横断歩道の構造などにより判断します。

 横断歩道を利用する人が非常に多い場合は、一定時間ごとに信号が自動的に変わるようにします。


十字路の横断歩道の場合、音声が、どちらの道路を案内しているのか分からない時がありました。

 この場合、東西の方向の信号が男性の声、南北の方向が女性の声などにすると分かりやすいです。
 すでに、鉄道のホームにおいて、電車の方向の違いにより、男性の声、女性の声に区別していますが、これは非常に分かりやすいです。
 同じ方法で、信号機の道路の方向、エスカレーターの上りと下り、トイレの男性用と女性用などは、この男性の声、女性の声で区別することを一般化するのが便利であると考えます。




* http://www5d.biglobe.ne.jp/~sptnet/14019894/
* http://ubq-brl.at.webry.info/theme/2f7eed6851.html
* http://www5d.biglobe.ne.jp/~sptnet/65069929/

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