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zoom RSS 東京の浅草橋駅東口の横断歩道にエスコートゾーン

<<   作成日時 : 2008/12/29 22:23   >>

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浅草橋駅東口駅前に敷設されたエスコートゾーンを見かけました。
 ここのものは、片側3車線で約25メートルの道路の横断歩道に幅45センチでした。
 この横断歩道には、音の信号機が以前からあったようですが、もし、エスコートゾーンがなかったら、私がこの横断歩道を渡ろうとしても、渡ることはできなかったと思われます。
 それは、青信号の短い時間の間に約25メートルの横断歩道を音を頼りに真っすぐに向こう側まで渡る自信がないからです。
 浅草橋駅東口のエスコートゾーンは歩きやすく、広い道路を確実に安心して渡ることができました。


− 警視庁のエスコートゾーン敷設3年計画というものがありますが、この計画の一環かと思われました。

・「エスコートゾーン」、それは、駅ホームの転落予防の点ブロックのように、視覚障害者の安全な歩行には大事なものですが、まだ改良すべき点もあります。



 
●エスコートゾーンを安全に便利に利用できるようにするためには。

・まず、道を歩いていて、ここに音の信号機の付いた横断歩道があり、また、エスコートゾーンがあるということを伝える必要があります。
 それには、道を歩いていて、横断歩道の方向に伸びる線ブロックが必要です。これが足に触れれば、ここが横断歩道だということが分かります。
 そして、1メートル程度エスコートゾーンと同じブロックがあって、車道との境界の手前が点状ブロックになっている必要があります。
 もし、この点状ブロックか、横断歩道の前に人が立つと、自動的にそれを赤外線か、超音波などで感じて、
「信号が赤です。」
とか、
「もうすぐ信号が青になります。」
とか、
「信号が青になりました。」
などと言葉で伝えてくれるとよいです。
 このような言葉で伝える信号機は、築地や上野博物館前などに既にありますが、残念ながら、まだエスコートゾーンの敷設してある横断歩道で体験したことがありません。
 そして、ここでは「とうりゃんせ」のメロディーが信号が青の間に流れていました。
 「ピヨピヨ」「カッコー」は東西南北の区別が分かりにくいことと、横断可能な時間を推測しにくいので、私はここのように「とうりゃんせ」などのメロディーの方が良いと思います。

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 浅草橋駅前の横断歩道では、音の信号機に音響信号を出させる視覚障害者用の押しボタンは、渡ろうとする横断歩道の右側にありました。ところが、視覚障害者が多く渡る、東京都新宿区の日本点字図書館近くにある横断歩道の押しボタンの位置は、渡ろうとする横断歩道に立って、左に押しボタンがあります。このようなことですら統一がとれていないのはおかしなことです。また、このボタンの位置を伝えるために、押しボタンの箱から「チチチ」という小さなサイン音がありますが、幹線道路などでは車の騒音で聞こえにくいです。

 エスコートゾーンには音響信号機がないと効果がありません。
 これまでにも、同じような敷設の仕方が何箇所かあります。
 視覚障害者がこの横断歩道を渡ろうとする時、エスコートゾーンから3メートル右の押しボタンを押してから、3メートル左の横断歩道の中心線のエスコートゾーンまで移動しなければ、エスコートゾーンを渡れません。
 この3メートルの距離は、視覚障害者には負担です。それに、もし、ほかの横断する人が立っている場合は、その人が邪魔になって、エスコートゾーンまで到達できません。

●将来に向けてのの改良

 将来は、視覚障害者が杖や身体のどこかににICタグなどがあって、横断歩道の近くに来ると、装置がそれを感知して、音声による適節な案内が自動的にできるようになるとよいと思います。
 また、歩道からエスコートゾーンへ確実に誘導するブロックの開発も必要です。


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